空から舞い降りた天使
ガラガラ〜

少し緊迫した職員室の扉がひらかれる。


今日は朝、早くから、会議があるため、教師は授業が始まる前に、職員室に集まっている。



「亜子先生〜おはようございます。昨日はどーも。」


「おはようございます。」


「亜子先生〜昨日はあんなに、急いで帰らなくても〜」



「山下先生、他の先生方に聞こえます。」



「あっ、亜子先生〜山下先生となにかありました??」



化学の大野先生がひやかしにくる。



「亜子先生、山下先生には気をつけてくださいよぉ〜こいつは、昔からもてるから。こいつと関わったら、たいへん〜。」



「大野先生、あっ何にもないですから。大丈夫です。」



「亜子先生が朝から、悲痛な顔してたんで、てっきり、こいつに…あははっ。」


「大野先生〜それは、僕にも、亜子先生にも失礼だなぁ。」




長い会議が終わり、今から授業に向かう。




隼人と普通にできるかな?

先生として、ちゃんとしなきゃあ。



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