空から舞い降りた天使
「さぁ、授業はじめます。」


亜子は、キョロキョロと教室を見回す。


「あれ?早崎さんは…?誰かしりませんか?」



「先生、あいつ、ただの遅刻やと思うけど?」



「浅田くん、何かしってるの?」



「う〜ん、そのうちにくるって。」



和樹がいいにくそうに、口を閉ざした。



「早崎さんは、困った人ね。今日こなかったら、お家にいってみるわ。」




隼人の顔を見れない。



まさか
隼人と昨日
一緒にいたとか?




ねぇ
隼人、やっぱり
それは、イヤダよ。



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