向日葵のような笑顔の君へ
気付いた想い










「ほんと、お前って馬鹿だな…」




「馬鹿ってゆうなよー」





ギャハハと笑う瞬。

それに呆れる俺と啓。



俺らが今いるのは病院。


なぜ、いるかって??
それはまだゲラゲラ
笑ってる瞬のせいにある。


休みの日に、ヒーローの真似をして
家の2階の屋根から飛び降りたらしい。
まぁ、瞬はかっこよく
着地をしようとしたが、着地に失敗し、
今に至る。


足の骨折。
そして、肋骨にヒビ。

全治1カ月。





「ほんとに呆れる…」




そう言った啓。






そして、瞬は自分の失敗談を
他人事のように話して笑っていた。






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