向日葵のような笑顔の君へ
「夏川さーん」




みのりの名字が呼ばれ、
みのりと俺は診察室に入った。






「おや?彼氏かい?」





優しそうな顔をした
おじいさんが座っていた。




「はい♪」




「いいな~」






ニコニコと笑うおじいさん。
みのりもニコニコと笑った。



多分、みのりのことを
小さい頃から見てるんだろうな…。




その2人の仲の良さに
そうだろうと思った。




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