恋に恋した 完
そして、学校ではいつも目で追っていた。
話す機会はそんななかったが、
なんとかメールでコネクションを築いていた。
そしてある日。
いつものようにメールをしていた時のこと。
話題は7月の頭にある、年に一回の地元の夏祭りについてになった。
《夏祭り行くの?》←私
《友達と行く予定。そっちは?》
《同じく。
蓮君来るなら浴衣着て行こうかな》
《なんでだよ(笑)
でも浴衣って歩きにくそう》
《じゃあ甚平で行く。》
《違いがわからない。》
《繋がってるか離れてるかだよ!》
《あぁなんとなくわかった。》
どうしよっかなぁ。
なんて迷っているうちに
その日がきてしまった。