コイゴコロ。
[佑季side]
「華月ちゃんと、どーゆー関係なの??」
おい!!
「俺の部屋に入って、
最初の言葉がそれかよ!!」
「だって、知りたいんだもん!!」
「別になんでもねぇーよ。」
「うそつき。」
「う、うそじゃねぇよ…」
「ふーん、思いっきり動揺してるくせにww」
「い、いうな!!」
「じゃぁ、教えなさい」
「もうー…仕方ないなー…
俺と華月は知り合い関係だよ。
それ以上でもそれ以下でもない。」
「あっそ。教えてくれてありがと。
じゃ、帰る♪
まったねーー」
ったくさばさばしてんなー
夜道、女の子一人じゃあぶねぇだろって
思ったけど俺ん家の真ん前だからいっか。
でも、なんで、華月がでてくんだよ。
俺はもう忘れたって思ってたのに…。
華月…。
なんで俺を突き放した?
理由はなんでもいいから
キミとの時間が止まったあの日から
ずっと思う。
もう一度、キミに逢いたい……。