竜王様のお約束
私は私がやれることをしよう。大丈夫・・・。みんなにとって、天界にとって、私たち家族にとって、何が大事なのかを見極めれば、自ずと答えは出てくるわ。
そうよ、先ずは。
「皆さん、本当にごめんなさい。
私がハクリュウの優しさに甘えて、人間界に行った事が全ての発端だと思うんです。
ずっと、心の隅に引っかっかっていたことです。
ハクリュウの立場を分かっていながら止めなかった、私の弱さを謝りたい。
でもこれだけは、はっきりと言えます。
ハクリュウと人間界に行ったことを、後悔していません。
私もハクリュウも、とても幸せだから。
私たちを応援してくれた皆さんに、とっても感謝しています。
ありがとう。」
ヤヨイは扉の前で、深々とお辞儀をした。
そう、これはヤヨイの頭の片隅に、いつもあった思いだった。リョクまで巻き込む話になってしまい、ヤヨイは少なからず自分を責めていた。今更謝ったところでどうなるわけじゃない。それは重々承知している。単なる自己満足にすぎない行為だということも分かっているつもりだ。
そうよ、先ずは。
「皆さん、本当にごめんなさい。
私がハクリュウの優しさに甘えて、人間界に行った事が全ての発端だと思うんです。
ずっと、心の隅に引っかっかっていたことです。
ハクリュウの立場を分かっていながら止めなかった、私の弱さを謝りたい。
でもこれだけは、はっきりと言えます。
ハクリュウと人間界に行ったことを、後悔していません。
私もハクリュウも、とても幸せだから。
私たちを応援してくれた皆さんに、とっても感謝しています。
ありがとう。」
ヤヨイは扉の前で、深々とお辞儀をした。
そう、これはヤヨイの頭の片隅に、いつもあった思いだった。リョクまで巻き込む話になってしまい、ヤヨイは少なからず自分を責めていた。今更謝ったところでどうなるわけじゃない。それは重々承知している。単なる自己満足にすぎない行為だということも分かっているつもりだ。