竜王様のお約束
「それだけは・・・出来ない。」
「私は別にイヤじゃないよ。
天界の民たちに生気を分けてあげるの。」
「俺がイヤなの!
例え生気でも、ヤヨイを誰かに触れさせたくないの!」
「・・・。
わがまま・・・。」
「・・・。
いいよ、わがままで。」
大きな体で子供のように拗ねるハクリュウに、ヤヨイはクスッと笑った。そんなヤヨイをチラッと横目で見てから、ハクリュウはポツリと言う。
「コクリュウは、信頼に値するやつだ。
竜王は任せもいいだろう。
ただ・・・。
たった三年しか父親らしいことしてあげていないのに、他の男に託すなんてな。」
「それは私も同じよ?」
「それもそうだな・・・。」
納得するようにハクリュウは薄く笑った。
「なぁヤヨイ。」
「ん?」
「本当にリョクは嫌がってなかったのか?
目からビーム・・・。」
「私は別にイヤじゃないよ。
天界の民たちに生気を分けてあげるの。」
「俺がイヤなの!
例え生気でも、ヤヨイを誰かに触れさせたくないの!」
「・・・。
わがまま・・・。」
「・・・。
いいよ、わがままで。」
大きな体で子供のように拗ねるハクリュウに、ヤヨイはクスッと笑った。そんなヤヨイをチラッと横目で見てから、ハクリュウはポツリと言う。
「コクリュウは、信頼に値するやつだ。
竜王は任せもいいだろう。
ただ・・・。
たった三年しか父親らしいことしてあげていないのに、他の男に託すなんてな。」
「それは私も同じよ?」
「それもそうだな・・・。」
納得するようにハクリュウは薄く笑った。
「なぁヤヨイ。」
「ん?」
「本当にリョクは嫌がってなかったのか?
目からビーム・・・。」