竜王様のお約束
「正直申し上げてリョク様のご推察どおり、これはハクリュウ様に申し上げたお約束を守るための結婚にすぎません。
しかしきっと、リョク様と一緒に同じ時を過ごしていけば、いつか本当の夫婦になれる気がします。
ですからそう思えるまで、多少のお時間をいただきたいかと・・・。
これから私は竜王になりますが、それでもいいのであれば妃として私を側で支えて下さいますか?」
コクリュウの真剣な表情が、リョクにこの言葉を信じさせた。
子供をなだめる為の口先だけの言葉ではなく、真面目で嘘偽りのない心からのものに思えて、リョクはにっこりと笑顔を見せた。
「もちろん!
私、コクリュウが私を好きになってくれるように頑張るね!」
「いえ・・・だからそれには時間が・・・。」
「コクリュウ大好き!」
「・・・。」
「本当よ!大好き!」
「はははっ・・・。」
ひまわりのような笑顔で奔放に笑う目の前のリョクへ、コクリュウは温かい気持ちで無意識に笑顔を返していた。
しかしきっと、リョク様と一緒に同じ時を過ごしていけば、いつか本当の夫婦になれる気がします。
ですからそう思えるまで、多少のお時間をいただきたいかと・・・。
これから私は竜王になりますが、それでもいいのであれば妃として私を側で支えて下さいますか?」
コクリュウの真剣な表情が、リョクにこの言葉を信じさせた。
子供をなだめる為の口先だけの言葉ではなく、真面目で嘘偽りのない心からのものに思えて、リョクはにっこりと笑顔を見せた。
「もちろん!
私、コクリュウが私を好きになってくれるように頑張るね!」
「いえ・・・だからそれには時間が・・・。」
「コクリュウ大好き!」
「・・・。」
「本当よ!大好き!」
「はははっ・・・。」
ひまわりのような笑顔で奔放に笑う目の前のリョクへ、コクリュウは温かい気持ちで無意識に笑顔を返していた。