竜王様のお約束
「コウリュウの所で飼ってる、下等なメス龍だな・・・。
龍の一族でもないくせに、でしゃばりやがって・・・。」
キリュウは、ヤヨイの口に手を当てて「静かにしてろよ」と、ソファーから立たせた。
バタン!
瞬間、この部屋のドアが開く。
「・・・・・!!!
ヤヨイ様!!!」
イオリは、キリュウの腕の中に居るヤヨイを見て、入り口で立ち止まった。
「キリュウ様。
ヤヨイ様にこんな事をして、ただで済むとは、思っておられませんよね?」
「お前こそ、ここは龍の一族の屋敷だぞ。
身の程をわきまえろよ。
そんなに、この人間の小娘が大事か?
やっぱり、コウリュウの寵姫なんだろ?
だから、コウリュウの飼い犬のお前が、ここへ使わされて来たんだよな?」
ヤヨイをめぐって、互いに譲る気はないらしく、イオリもキリュウも臨戦態勢の構えをとった。
龍の一族でもないくせに、でしゃばりやがって・・・。」
キリュウは、ヤヨイの口に手を当てて「静かにしてろよ」と、ソファーから立たせた。
バタン!
瞬間、この部屋のドアが開く。
「・・・・・!!!
ヤヨイ様!!!」
イオリは、キリュウの腕の中に居るヤヨイを見て、入り口で立ち止まった。
「キリュウ様。
ヤヨイ様にこんな事をして、ただで済むとは、思っておられませんよね?」
「お前こそ、ここは龍の一族の屋敷だぞ。
身の程をわきまえろよ。
そんなに、この人間の小娘が大事か?
やっぱり、コウリュウの寵姫なんだろ?
だから、コウリュウの飼い犬のお前が、ここへ使わされて来たんだよな?」
ヤヨイをめぐって、互いに譲る気はないらしく、イオリもキリュウも臨戦態勢の構えをとった。