竜王様のお約束
まさかの爆弾発言を披露して、口元を緩めたハクリュウは『羨ましいだろう?』と、言わんばかりに、コクリュウに視線を移した。
「娘・・・さ・・・ま!!??」
この部屋に入室してからの、ハクリュウの穏和な表情に驚き、そして今まで人間界に行っていたと知らされて非常に驚き、またも人間界へ行こうとしている事にも充分驚いているのだが、ここへきて子供が居たという仰天話に更に驚いたコクリュウは、これ以上どう反応していいやら見当がつかない。
たった今、知ったばかりの事実を、オウム返しにするより他なかった。
あまりの驚きに言葉を無くしているコクリュウとは裏腹に、ハクリュウは上機嫌で語りかける。
「おお!そうだ!
コクリュウ、そなたにも我が娘を会わせてやろうぞ。
なに、人間界へ運んでもらう礼だ。
我が娘リョクの、愛らしい笑顔を見るがよい。
ヤヨイ、いいであろう?」
ヤヨイはいつもの向日葵のような笑顔で、ハクリュウの問いかけに頷いた。
「娘・・・さ・・・ま!!??」
この部屋に入室してからの、ハクリュウの穏和な表情に驚き、そして今まで人間界に行っていたと知らされて非常に驚き、またも人間界へ行こうとしている事にも充分驚いているのだが、ここへきて子供が居たという仰天話に更に驚いたコクリュウは、これ以上どう反応していいやら見当がつかない。
たった今、知ったばかりの事実を、オウム返しにするより他なかった。
あまりの驚きに言葉を無くしているコクリュウとは裏腹に、ハクリュウは上機嫌で語りかける。
「おお!そうだ!
コクリュウ、そなたにも我が娘を会わせてやろうぞ。
なに、人間界へ運んでもらう礼だ。
我が娘リョクの、愛らしい笑顔を見るがよい。
ヤヨイ、いいであろう?」
ヤヨイはいつもの向日葵のような笑顔で、ハクリュウの問いかけに頷いた。