蜃気楼に恋をした
 

 リアルでベタな光景に「あ、俺、助かったんだ~」なんてほっとして、まだ完全に復活しきっていない表情筋を使って笑顔を浮かべてみると、俺を見守っていた両親は笑顔で大号泣したのだった。



………



< 11 / 20 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop