Rain days
「いや、なんとなく予想つくし、結局中学のとき告白しなかったし」
「いや、それは……」
勇気なかったというかなんというか。
「まぁ、雫がいいならいいけどさ。でも、また次会ったらチャンスだし、告っちゃえば?」
真帆は面白半分にニヤリと笑いながら言った。
「なっ!久しぶりなのに急にはおかしいでしょ!!」
真帆はすぐ人のことからかうんだから……
「ハハッ!まぁとにかく頑張りな」
「うん」