気づいたら君が隣にいたもんですから。
と言うと
あたしの肩を引き寄せて、後頭部に手を置いた。
「これでモザイク替わりな、」
ははっと笑う白石と対照的にあたしは。
(え、ちょっと待て!!なんだこの状況!?抱きしめられてる?!は?!)
「ほら、隠しとくから、話してよ」
優しく頭をポンポン叩かれる
なんでか安心して、
白石の腕の中は落ち着いたし、何故か懐かしい感じがした
「…今日、試…合あって」
「…ん、」
「あた…し、顧問に、レ…ギュラー奪還なって…ゆ、われてっ」
「…うん」
「後輩にっ、諦め…わるっいって…っ
ひっ…く」