この彼女、天然系
俺の理性がそろそろ限界なのを
感じた。
「憂の部屋いかない?」
「あ、あたしの部屋!?」
俺の言葉にパッと手が離れる。
俺は離さないけどね
「そ、俺我慢できそうにねぇよ」
「がっ、我慢ってなに……?」
それ聞くか…!
まぁ、憂だからしかたねぇよな、
「聞きたい?」
抱き締めていた手を離して
憂の顔を見る。
予想通りの真っ赤な顔。
…………可愛い…
「うん」
俺の質問に大人しく答える憂。