冷たい王子は私の彼氏


結局、古文は寝ても寝てなくても集中出来なかった。

それよりも、早くお昼になれ。早くお昼になれ。と願っていたから。





そして、念願の……





キーンコーンカーンコーン







「キターーーー!!!ナオコ、横田くんのところ行ってくるね!!!」






私は、ナオコの返事を聞く前に
走り出していた。


早く、早く、早く、会いたい。













< 127 / 334 >

この作品をシェア

pagetop