冷たい王子は私の彼氏






え?







私は、勢いよく顔を上げた。





「よ…こたくん…」




今、なんて言った?





そう言おうとした瞬間




私は、暖かい温もりに包まれた。










もう一度、この手に抱きしめてもらえるなんて……




思ってもみなかった。



< 145 / 334 >

この作品をシェア

pagetop