冷たい王子は私の彼氏


そのくすぐったさで、体をよじると
横田くんは、さらに私の耳元で



「佐々木に、キスしたくてたまらなかった。」


と、
もうとにかく、低くて色っぽい声で
ハレンチなことを言う横田くん。



(…ちょっと!!!!!!横田くん!!キャラが違う!!)






「これが、俺がいままで我慢してたこと。」




そう言って、横田くんは
私の首筋に顔を埋めてきた。




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