冷たい王子は私の彼氏



「あっ…ちょっ…」


横田くんのふわふわな髪の毛と暖かい息が、首筋にかかって

変な声が出てしまう。

でもね、でも……


今、この瞬間が、とても幸せ。




「横田くん…好き。」




そう、呟くと

横田くんは、顔を上げて私を

熱のこもった瞳で見つめてきた。
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