冷たい王子は私の彼氏




横田くんは、頬笑むと
私の髪の毛を撫でて、そのまま後頭部に手を回した。


その仕草が、私の体の体温を上げていく。




段々と、横田くんが近づいてきて


私は、目を閉じた。




でも、なかなかキスがこない。




そう思って、目を開けた瞬間


後頭部にある手をグッと引いて


強引に、でも優しくキスをした。



< 160 / 334 >

この作品をシェア

pagetop