冷たい王子は私の彼氏


この声を聞くたびに、俺の理性は吹き飛びそうになってしまうんだ。



唇を離すと


「ま、また明日ね!!横田くん!」


と、赤い顔をしながら足早に家の中に入って行った。





(やべー・・・。ニヤけがとまらねぇ。)



俺は、緩みそうな口を手で隠しながら

暗い道を歩いた。




< 218 / 334 >

この作品をシェア

pagetop