冷たい王子は私の彼氏



「横田くん、皆探してるみた…っ」



横田くんは、私をさらに壁に押し付け
そしてそれと同時に唇を重ねてきた。



「…っ。」



横田くんとのキスは、緊張する。

いつも、不意打ちだし
なんか…なんか…すっごく…色っぽいというか…ハレンチというか。



とりあえず、ドキドキが止まらないのだ。













やっと、唇が離れて
目を開けると


そこには、ニヤッと口角をあげる愛しい人が居て…




彼は私の唇に人差し指を押し付けると



「じゃあ、俺は行かないとね。」




という言葉を言い残して



人差し指と、体を同時に離した。






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