冷たい王子は私の彼氏


りんかちゃんは、肩をビクッと震わせた。
でも強気なのは変わらなかった。




「…な、なによ。いきなり現れて
あなたは誰!?」



「横田くんの、彼女。」


「は!?あり得ない!」




「私は、あなたのほうがあり得ない。」




私の口は、止まらなかった




「あなたは、横田くんのどこを見てたの?ねぇ。どこを見てたの?」



「なっ。どこでもいいでしょ!」



「よくない!!!!!」




私が、いきなり大声を出したことにより


三人の体が跳ねた。





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