冷たい王子は私の彼氏



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ガチャッと扉が開くと


なんとも、シンプルな部屋が広がっていた。



ポスターとかは、なんにもない真っ白な壁に
ガラス製の机。

黒い、ベッド。



「横田くんは、シンプル イズ ベスト なの?」



「別に。」



「そ、そうなんだ!」



「なんか、どういう部屋にしていいかとかわかんなくて…」



そう言って、顎に手を当てて首を傾ける横田くん。



(そんな仕草までもが、かっこいいよ!!)




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