冷たい王子は私の彼氏



そう言って、お互いに向かい合わせになった。

すると
横田くんが、私の腰に優しく手を回し
グッと引き寄せた。




うわっ!!!なにこれ!至近距離!



(心臓の音、聞こえないかな…)




「ね、ねぇ。横田くん。」


「ん?」


「恥ずかしいから、電気消そう。」



「……了解。」





一旦、私から離れて電気を消し終えると
もう一度同じ体制になる私たち。





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