冷たい王子は私の彼氏
私は、さっきまで横を向いて居たのに
なぜか仰向けになっている。
そして、目の前には天井と横田くんのお怒りの顔。
よし。わかった。
これは、押し倒されてる!!!!!!
「よ、横田くん。」
「なに?」
「冷静になろう。」
「無理。」
「え。」
「佐々木相手だと、冷静になれない。」
「え!!ちょっ、まっ」
横田くんは、私の首筋に顔を埋めると
唇を押し当ててきた。
「え!横田くん!」
いきなりの行動に、私は、焦るわ。慌てるわ。