冷たい王子は私の彼氏



なかなか、大人しくしない私の手にイラついたのか

横田くんは
両手首を掴み、黒いシーツに押し付けた。


身動きが…取れない…だと!?






そんな、呑気なことを考えていると




首筋に舌が通い


「ひゃっ!」



腰が、跳ねる。



その途端、チクリとした痛みが首に広がった。



「いっ…」




その痛みを和らげるかのように、ペロッと舐められ
また、体が跳ねる。


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