冷たい王子は私の彼氏


そんなことを、しているうちに

私と横田くんはお弁当を食べ終わっていた。



またも、訪れた沈黙


この沈黙が、私の緊張をさらに深めていく。



横田くんは、黙って空を見上げていた。




やれ。ココロ。


なにが、あっても…
たとえ、横田くんに嫌われたとしても頑張るんだ。





拳を握りしめて

聞こえないくらいに深呼吸をする。



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