TABOO†ねぇ、見ていて…【修正版】~秘密の恋
私にわからないよう隠されたレンズの向こうで、
きっと巧は息を飲んで凝視している。
獣のような大男に抱かれる私を。
相模は明らかにレンズを意識して、私に様々な痴態を取らせた。
ねぇ、巧。
あなたもレンズ越しに私を抱いているの…?
私は見えないレンズに向かって、体を仰け反らせた。
それが巧の望みならば――
見て…
見ていて…
その目で、抱いて。
淫らに堕ちていく私を、
見つめていて…――