人を好きになるコト。
『うん。仲良さそうに校舎ではしゃいでた・・・』

「…」

瑠奈は黙りこんでしまった。

でも、アタシは続ける。

『アタシと恋兔くん、とっても仲良さそうで…じゃれあって、笑いあって、キラキラしてた』

アタシが見た夢をそのまま伝えた。

『どうしてこの中に恋兔くんがいるのかずっと不思議で…。毎日のようにこの夢を見るの。そのたびになんかこう…懐かしさを覚えたの…』

「懐かしさ…」
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