ねえ、『好き』だよ？

そのまま、横になった。

（プラネタリウム・・・。大塚愛・・・・・・。）

この曲聞いてたら、なんだか、泣けてきた。
『なんのために人を愛す・・・？』
本当だよね。
『愛すなら、そのまま告れ。』
そうかなぁ・・・？
『愛せ、愛せ。恋とアイツを愛せ！』
・・・。どっちだよ。

って！？誰がこんなこと言ってるの？！
「か・な・で♪」
「げッ！？誰？」
「ん～・・・。恋の妖精☆恋歌だよ。」
「だ、だから、チビ介なのか。」
「ぷぅ～！そんなことないもん。」
「羽もあるわけか。」
（妖精って本当にいたんだァ・・・）
「恋に一生懸命な人にくるんだよ♪」
「あたし、頑張ってないけど。幸をただ愛してるだけだよ？」
「・・・・。」
妖精は、苦笑いした。
「だァかァらァ！要するに、りょ、りょ・・・・。」
（コレ言ったら、奏が、終わる・・・。自分でやらせないとっ！）
「りょ・・・？何？で？で？？？？」
「なんでもないも～ん☆」
「へぇ～？」
「じゃ、わ、わたくしは、これでッ☆」
「え？ま、ちょッ！」

キラキラー・・・。

「行っちゃったァ・・・・・。」
「奏～！ご飯よォー♪」
「はいはァ～い・・・。」



あのとき以来、恋の妖精☆恋歌は、来なくなった。

「奏ー？奏ー？？」
「ううぐあッ！？」
「おどろきすぎィ～♪」
「ゆ、優衣か。。。」
「誰だと思ったのよー？」
「い、いいや。」

がらッ

「せんせェーだ。」
「席つきなッ！」
「うん。」

「お早う御座います。」
「おっはよーございやァ～すィ☆」

（きャあ！思いっきり、横で言わないでよ～。）
と思っていたら・・・

「奏・・・・・・？」
「ぐえッ？！」
「反応でけェーよ？」
「ごッごめ・・・ん。」
だって、いきなり好きな人に名前呼ばれたら、ビックラするよね・・・？普通。