ねえ、『好き』だよ?
第9話*真実。
聞けないところがあたしの欠点。
なにもかも、自信ゼロ。だって、あんな悪口言われたら...
うぅ!身震いがするよッ!!!
「聞ければ・・・いいけ、、、ど。」
聞けるかなァ・・・?聞けたとしても、返事が『別れてくれる?』だったら、あたしは、どんなことをするのだろう。きっと、きっと・・・やけになって、玲那を殺す・・・?
あたしったら!そ、そんなこと・・・ない、よね?
ピンポーン...
「へェーい?」
「やっほォ♪」
「なんだ、お前か。中に入れば?」
冷たいし・・・。やっぱ崩壊の危機かもしれない。ほんっとにどうなるんだろう、あたしたち。
久しぶりに会えたから、たくさん話をしていたら、静かになっちゃって。
今がチャンスとばかりに思い切って、聞いた。
「玲那がァ・・・好きなんでしょ?別れてもいいよ。」
あたしは、これを言うときに、ナミダが溢れそうになった。だって、本当は、別れたくないんだもん!
「何言ってるんだし。そんなわけねェよ?」
「だって!このあいだ、玲那が幸の家に向かっていて、幸が笑顔で迎いいれてたもん!!う、“浮気”でしょ?」
「んなことしてねェし。つゥか、笑顔で迎いいれてねェし。てゆゥか!お前が言う根拠があるのか?!帰れ。」
「え?」
「帰れっつてんだろ!!!!!」
「・・・ヤダ。」
「は?!」
「ヤダって言ってるでしょ!勝手にしてよ!別れたいんだったら、別れればいいでしょ?あたしは、楽になりたいの!こんな不安の中にいたくないの!」
「・・・・・・・・・。」
「あたしは・・・幸が玲那のが好きって思いたいの。もちろん、幸のことは、好きだけど、幸が好きな人のほうへ・・・。幸が『幸せ』って思える人のそばに居てくれれば・・・。」
あたしは、思っていること全部話した。
『幸が幸せならいい』ってことを。
あたしは、たぶん玲那を選ぶと思っていた。
でもさ、幸は、違った。
なんで?あたしなんかさこんな“情けない”女だし、流行していることもあまり分からない、ただの『時代遅れ』だよ?
「あたしはさ、本当に幸が近くに居て、“幸せ”だと思えられる人と、一緒に居て?本当のことを言ってほしいの。」
「だから!奏だってば。」
「嘘つかないで・・・。」
「嘘じゃない。」
「その根拠は?何?」
なにもかも、自信ゼロ。だって、あんな悪口言われたら...
うぅ!身震いがするよッ!!!
「聞ければ・・・いいけ、、、ど。」
聞けるかなァ・・・?聞けたとしても、返事が『別れてくれる?』だったら、あたしは、どんなことをするのだろう。きっと、きっと・・・やけになって、玲那を殺す・・・?
あたしったら!そ、そんなこと・・・ない、よね?
ピンポーン...
「へェーい?」
「やっほォ♪」
「なんだ、お前か。中に入れば?」
冷たいし・・・。やっぱ崩壊の危機かもしれない。ほんっとにどうなるんだろう、あたしたち。
久しぶりに会えたから、たくさん話をしていたら、静かになっちゃって。
今がチャンスとばかりに思い切って、聞いた。
「玲那がァ・・・好きなんでしょ?別れてもいいよ。」
あたしは、これを言うときに、ナミダが溢れそうになった。だって、本当は、別れたくないんだもん!
「何言ってるんだし。そんなわけねェよ?」
「だって!このあいだ、玲那が幸の家に向かっていて、幸が笑顔で迎いいれてたもん!!う、“浮気”でしょ?」
「んなことしてねェし。つゥか、笑顔で迎いいれてねェし。てゆゥか!お前が言う根拠があるのか?!帰れ。」
「え?」
「帰れっつてんだろ!!!!!」
「・・・ヤダ。」
「は?!」
「ヤダって言ってるでしょ!勝手にしてよ!別れたいんだったら、別れればいいでしょ?あたしは、楽になりたいの!こんな不安の中にいたくないの!」
「・・・・・・・・・。」
「あたしは・・・幸が玲那のが好きって思いたいの。もちろん、幸のことは、好きだけど、幸が好きな人のほうへ・・・。幸が『幸せ』って思える人のそばに居てくれれば・・・。」
あたしは、思っていること全部話した。
『幸が幸せならいい』ってことを。
あたしは、たぶん玲那を選ぶと思っていた。
でもさ、幸は、違った。
なんで?あたしなんかさこんな“情けない”女だし、流行していることもあまり分からない、ただの『時代遅れ』だよ?
「あたしはさ、本当に幸が近くに居て、“幸せ”だと思えられる人と、一緒に居て?本当のことを言ってほしいの。」
「だから!奏だってば。」
「嘘つかないで・・・。」
「嘘じゃない。」
「その根拠は?何?」