彼氏に恋して~after


「桜いい加減に…」


「だって、真樹最近忙しいから…」


俺の言葉を遮ったのは桜の声。


「真樹、忙しいのは分かってるけど…私だって寂しいんだもん」


俺の胸に顔をうずめてるから桜の顔が分からない。


だけど、そんな風に思わせてるとは思わなかった。



< 80 / 128 >

この作品をシェア

pagetop