スマイル

あれから寛太は家に入り、親とお姉ちゃんと盛り上がっていた。


私は結婚なんてするつもりないから・・・



部屋に閉じこもった。





「な〜お〜、俺帰るから!」


玄関から声がする。

私は玄関に向かい、外まで寛太を見送った。



「いい姉〜ちゃんじゃないか?」


「そう・・・」


お互い黙ってしまう。もう

「今度の日曜日、迎えに来るから!またなぁ〜」


寛太は返事も聞かず、走っていった。





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