スマイル

やっぱりみんなお姉ちゃんが好きなんだ。
私だけを見てくれる人なんていないのか……


お茶を飲みながら、隣の二人は会話を楽しんでいる。

これじゃ〜私が邪魔者みたいじゃん。


もうイヤ!!!!!




カダッ………



私は立ち上がった。



「奈央、どうした?」


不思議そうに顔を見る寛太。


「帰る………」


私は店を飛び出した。





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