スマイル
「落ち着けよ!!俺はお前が凄く好きだ!毎日毎日お前のことばかり考えてるんだ!」
う…そ…
真っ赤な顔の寛太が、話を続ける。
「お前の家族だから、俺もお姉ちゃんを好きになる。そうじゃなければ好きにならない!
今まで俺の事信じてなかったのか?信じてくれててたから、ずっと付き合えたんだろ?」
寛太の言葉で、私はますます涙が止まらなくなってしまった。
寛太の気持ち…分かってなかったのは私なんだね。