あたしの彼氏は幼なじみ。





ちょっとくっついてみただけで

体が反応しちゃって。

おもしろすぎる。




「あたし、もう寝るね」



美桜がそう言ったから俺も寝ることにした。

美桜いないと暇だし。



「俺はどこで寝ればいいの?」

「ごめん、お母さん用意してないかも...」

「そ、んじゃ俺みおと一緒に寝る」



そう言った瞬間、はじめは納得したような顔

したくせに、あとからびっくりしてる美桜。

あいかわらずおもしろい奴。




「え、嘘でしょ!?」

「嘘じゃないよ、てかだめなの?」




あえて聞いてみる。



「いや、だめっていうかその...」

「あ、大丈夫。俺お前になんて

 なんも感じないから。」



ついつい、こういじわるをいってしまう。

まぢで俺、ガキだわ...




「そーだよね!ははっ」



一瞬美桜の顔がつらそうに見えた。




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