【完】＊お引越しラバー＊

その瞬間、ヒロさんの目はすごく輝いた。



「えぇーっ！！なになに！？是非是非話してーっ」



……テンション高ぇーな。
そんな期待されると話しにくいんですけど。



「あの…松橋さんのことなんですけど。」



「やっぱり洸ちゃんのことね！」



……やけに嬉しそう。



「ハイ、まぁ。その……好きかどうかは分からないけど、気になるんです」


「ほぉー？」


もう良いから！ニヤニヤすんなよ！！





「気になるものの、どうしたら良いか分からなくて……。ヒロさんだったら、こういう時…どう思いますか？どうしますか？」



「好きになってるんじゃないかなーって思うけど？」