俺がお前の生きる理由。(仮題)
救出
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息苦しさで目を覚ました葵は知らない場所に戸惑う。
『・・・どこ?』
不安になり、今おかれている状況を考える。
“図書室に行って、桐生様がいて・・・・
熱があるって抱きかかえられて、、、”
その後の記憶がない。
“じゃあ、ここ桐生様のお家?・・・”
ぼーっとする頭で考えるうちにはっとする。
『帰らなきゃ、』
クラクラしながらも急に立ち上がったことで点滴が外れる。
『い、た・・・』