everyday interesting ZERO
待機室


敢と明日香、霊の三人は待機室の椅子に座っていた

敢「サジ………」

明日香「そんな
サジが裏切るなんて」

霊「………遼……………」


治療所

彩「遼く〜ん
この時計見て〜」


遼の前に鎖時計を取りだし右へ左へやるが
遼は見ようとせずうつ向く
ナベさんは扉に寄っ掛かりながらそれを見る

ナベさん「彩……もういい」

とナベさんが遼に白く丸いペンを持ち近づく

彩「ちょっと、ナベ、何する気!?」

ナベさん「記憶を消す
貴絵の事
サジの存在を」

彩「そんな!?」

ナベさん「このままじゃ自殺しかねん


これ見ろ」


アゴを持ち強制にペンを見せ


パッ!

とペンが光った



待機室

三人は黙って座ってると遼が入ってきた


敢「遼!!」

遼「ん?なんだい?」

敢「ん?なんだい?じゃねぇよお前………」


霊が敢の口を押さえる

遼「どうしたんだい?敢?もしかして惚れちまったか?」

すると

スパーンと霊がスリッパで頭を叩いた

霊「そんなわけねぇだろ!」

その目には少し涙が浮かんでいた
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