everyday interesting ZERO
1F城内

ナベさん「サジ……素手じゃ不安だろ」

不意にナベさんが聞く

サジ「めちゃくちゃ不安」
ナベさん「ならやるよ特注品だ」


白く輝いて見える剣と
銃二丁が入っているスーツケースを渡す

敢「ナベさん………俺も不あ……」

ナベさん「じゃ、行くぞ」

敢が言い切る前にまたナベさん達は歩きだす

かと思えばナベさん達はまた立ち止まった

敢「臭ぇ…ウォルスの匂いがプンプンする」

ナベさんが回りを警戒するように見渡す

ウァァァァ!!!

後ろから叫ぶような声がし振り向くと
戦闘員の1人が頭を抱え苦しみ
倒れる

明日香「どうしたの!?」
明日香が歩み寄り膝に抱える

戦闘員「歌がぁぁ……歌がぁ………歌が…………………………」

ナベさん「歌?」

クロ「バトルスーツの時と同じ」

そのまま戦闘員は息を引き取った

霊「………
だが歌など……聞こえないぞ」

戦闘員「ウァァァァ!!!もう嫌だぁぁぁ!!!」

もう1人の戦闘員が扉に触れる

だが急にその戦闘員はバタリと倒れた

?「人は哀れだよな」

突然前から声がする

敢達が前を向くと

本を片手に持った紫色の男が立っていた

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