everyday interesting ZERO
帰宅中

サジは一人長い坂を下っていた

すると
後ろから真木が走って来た
真木「ハァハァ………置いてかないでよ……」

サジは無言で構わずにスタスタと歩く


すると急に立ち止まり
通学鞄を開けた

真木「どうしたの?」

サジは溜め息し言った

サジ「教科書全部忘れた…ちょっと取りに戻るから先に帰っててくれ」

サジは走って下っていた坂を登りだした

真木は立ち尽くし思った

真木(サジが……忘れ物なんて……珍しい)
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