やっぱり好き。
第1章~甘い出会い~

**儚い記憶**


柚side


「ゆずぅー!早くしないと遅刻するっ!」



「みっちゃんごめーん!今行くね!」




中原柚は

これから入学する

桜坂白桜学園の高校1年生


桜坂白桜学園は

由緒正しきお嬢様が通う学園。

それに比べて私は

極めて普通の家庭に住む

女子高生。

じゃぁなんで私が入学できたかって?

それゎ

じつは私は

小さい頃から絵が上手だと言われていて

昔から

「高校は美術の先生が優秀な『桜坂白桜学園(サクラザカハクオウガクエン)』に通いなさい?」

と、お金持ちな祖母に言われていたため

祖母が学費を払って入学させてくれたのだ。

もちろん

大学も芸大へいけと言われている。

正直言って

そこまで美術に関心はない。

勝手に祖母が入れと言っているのだ。

別に興味はないけど。

でも

ここの学園には

とても興味がある。

だってこの学園には

イケメンがたっくさん!!!!

もぅさいこーったらありゃしない!!!
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