溺れるカラダ
「俺以外の男も知ってほしいと思って」
私のブラウスのボタンをひとつはずす。
「そんなの誰も頼んでない……」
「でも彼氏、ちゃんと作ってるだろ」
もうひとつボタンをはずす。
「そ、それは……」
「でも身体を許さないから、浮気される」
残りのボタンを全部はずすと、カレが欲しくて火照った身体が露わになる。
フロントホックのブラジャーを取られると、白い双丘がふわりと揺れた。
「まっ、お前も浮気してるんだし、許してやったら?」
意味深にクスリと笑うと、私の胸に顔を埋めた。
ねぇ、どうして別れた女の身体を抱くの?
これは本当に “浮気” なの?
そしてまた今日も、カレに溺れる___