君が好き
驚いて開けてみればそこに居たのはマモル。
「なにしてんだよお前」
明日はテストだっつうのに。
笑いながら言えば、
マモルは何かを投げつけてきた。
が。
「おい!お前!おい!」
「いや、普通に無理だよ」
こっちは二階の窓。
向こうから突然投げつけられたものを取れるはずもなく。
「ふざけんなよ!
あ!おばさん!こんばんは、え?近所迷惑!
あぁ、おっけ!じゃあ上げて、家」
…あいつ、なんだ。
完全に邪魔しに来てんだろ。
「おい。」
「おー!優一なにしてんだよー」
「何って、普通に寝ようとしてたけど…」