君が好き




驚いて開けてみればそこに居たのはマモル。




「なにしてんだよお前」



明日はテストだっつうのに。

笑いながら言えば、
マモルは何かを投げつけてきた。





が。












「おい!お前!おい!」


「いや、普通に無理だよ」








こっちは二階の窓。

向こうから突然投げつけられたものを取れるはずもなく。





「ふざけんなよ!
あ!おばさん!こんばんは、え?近所迷惑!
あぁ、おっけ!じゃあ上げて、家」




…あいつ、なんだ。

完全に邪魔しに来てんだろ。




「おい。」

「おー!優一なにしてんだよー」

「何って、普通に寝ようとしてたけど…」




< 159 / 233 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop