君が好き
あの暑いラムネの日の次の日。
「‥ん、なんだこれ」
「駅前の商店街で今日から3日間お祭りらしいからなぁー、へぇいいなぁ、素敵なポスターじゃないか。
菊池、これ貼っといてな」
「えー、めんど」
という言葉の後張り出されたポスター。
あの祭りだし、先生が素敵なんてらしくないこと言ってたし。
なんだか気になって見てみれば
そこには男女の影。
そして噴き上がるラムネ。
‥これは、加藤じゃないか?
つか、俺、だよな?
「嘘だろ、」
昨日の俺ら、だ。