わたしの恋愛
ミユウはこのとき初めて『嫌
だ。リュウとはキスできない
よ。』そう思ってしまっ

た。でも断ることもでき

ずにキスしてしまった。


この日の夜,リュウから『ミユ
ウは本当に俺のこと好きな
の?』というメ−ルがき

た。ミユウは『なんで?』と
返した。そしたら『いや

…なんか最近冷たいなぁ

って思って…。』という

返事がきた。ミユウは『今言
うしかない』と思った。

そしてリュウに『ミユウね…リュウ
のこと好きかわからくな

っちゃった。本当にごめ

んね。』そう送った。

リュウからは『そっか。正直
涙が止まんない。けど,

このまま付き合っててもミ
ユウを悲しませるだけなん

だよね。別れるしかない

のかな…。』と返事がき

た。こんなときでさえ,ミ
ユウのことを考えてくれて

いるリュウの優しさに涙が出
そうになった。

そしてリュウとミユウは別れた

んだ…。


そしてその2日後,ミユウは
ハヤトと付き合い始めた。

カナとアイリにはこのことを言
えなかった。絶対何か言

われると思ったから。

リサだけには言った。リサは

『リサはミユウが決めたことな
ら応援するよ!!』って

言ってくれた。

次の日にはハヤトの家に行っ
てハヤトとキスをした。リュウ

のキスと比べてしまう自

分が少し嫌だった。ハヤトは
手早いらしくて,すぐに

深いキスもした。ミユウは深
いキスは初めてだった。

ハヤトはこんなミユウを『かわ

いい』と言って,優しく

教えてくれた。

何度かハヤトの家に行って行
く度に,部屋でずっとイ

チャついていた。

でもある日…

今日もハヤトの家へ。そして
この日『まだ生理?俺や

りたいんだけど。』そう

言われた。『生理じゃな

いけど…。入れるとき痛

いじゃん。だから嫌だ』

ミユウはそう言った。ハヤトは

『最初は誰でも痛いの。

次からは気持ちいいんだ

って!』って言った。

ミユウは嫌なわけではない。
デモなんとなく,やって

しまったらそれで終わり

のような気がして…。
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