わたしの恋愛
上半身だけは許した。

でも下半身は無理だった

んだ…。やっぱり怖い。

これが原因でハヤトは機嫌が
悪くなった。『ベッドま

で行ったのに,やらない

とか言うから。やらない

なら最初からベッドに行

かなければよかったんだ

よ。』そう言われた。

ミユウはショックで泣いてし
まった。『ミユウはハヤトのこ

と大好きなのに…。ハヤトは
体めあてなの?』そう思

えてしまったんだ。

ミユウが泣いてるのを見て

ハヤトは『ごめん。泣くなっ
て!!ホントにごめんな

。』って言ってくれた。

そしてその後に『そんな

に俺のこと好きなの?』

と聞いてきた。ミユウは頷い
た。そしたらハヤトは『そこ
まで思ってくれてるのは

嬉しいけど,ちょっと重

い…』そう言った。

ミユウは悲しくなったけど,
どうにか泣きやんだ。そ

して泣き疲れたせいか,

眠ってしまった。目を閉

じているときハヤトが頭を優
しくなでてくれたのをミユウ
は知っている。

起きたころには帰る時間

になっていた。

家を出るとき,ハヤトがなん
となく冷たいような気が

したけど,それはハヤトには
言わなかった。


そしてその次の日。ハヤトと
は別れた。『やっぱりそ

こまで好きって思われて

るのは重い。』そう言わ

れた。ショックだったけ

どなんとなく自分の中で

予想していたから,泣く

ほどのショックは受けな

かった。

ハヤトから別れのメ−ルがき
たとき,ミユウはユウタとメ−

ルしていた。ユウタとは毎日
メ−ルするのが当たり前

になっていた。ユウタに真っ
先に報告。『ハヤトと別れた
〜!!』そしたらユウタは

『まぢで!?なぐさめて

あげるから大丈夫♪』

そう返してくれた。この

メ−ルのおかげでちょっ

と前向きになれた。

そしてメ−ルをしている

うちに,会話がはずみ

ユウタと付き合うことに。

ハヤトと別れた日にユウタと付

き合うなんて考えられな

い。次こそは…!!

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