わたしの恋愛
ユウタの中体連ためならこの
ぐらい我慢できるよ。で

も違うの?本当に好きか

わからなくなったの?

ずっとそれを考えていた


次の日……学校なんかに

行く気にはなれなかった

でも行かないわけにはい

かないから,とりあえず

行った。

リサとか仲のいい友達5人

ぐらいにはこのことを言

った。

学校へ行くと嫌でもユウタを
見てしまう。

そしてまたつらくなる。

前みたくは話せないの?

ちょっと前までは『給食

の食器片付けて〜』って

言ってきたじゃん。なん

で自分で片付けてるの?

ミユウに言ってくれないの?
土日に『今から〇〇来れ

る?おごって〜!』って

メ−ルをくれることも

もうないの?

つらいよ…悲しいよ…。

来週には普通に話せるよ

うになってるかなぁ。

今は『ユウタとまた付き合い
たいなんて,そんなわが

ままは言わない。ただ,ユ
ウタと前みたいに普通に話

しをしたい。友達だった

ころのように戻りたい』

ただそれだけを願わずに

はいられない…。



ユウタから別れのメ−ルがき
てから3日後。ユウタから久
しぶりにメ−ルがきた。

内容は...『あどへん〜』
ミユウは『了解〜☆』って

送った。ホントはこのメ

−ルをきっかけになんか

話題でもふってみようか

なぁ…って思った。

デモやめた。ユウタはウザい
って思うかもしれない,

中体連前でミユウなんかとメ
−ルしてる場合じゃない

かもしれない。

そう思ったから。

ユウタから『あどへん〜』

ってメ−ルがきて少し安

心した。嫌われてはいな

いんだって思えたから。



次の日…相変わらず今日

もユウタとは話せないと思っ
てた。

でも2時間目と3時間目

の間の休憩時間のとき,

『ナカノ(アイリ)って嫌われてんの?』って話しかけてくれた。

ミユウはすごくすごく嬉しかった。

ユウタから話しかけてくれる
とは全然思ってなかった

から。

ユウタがなんでこんなこと聞いてきたのかというと…
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