恋する背中
偶然の再会
今日は高校時代の友人と、半年に一回の飲み会パーティー。
前回の飲み会の時に告白され付き合うことになった、田島くんと一緒に参加している。
田島くんは優しい。私のことだけを考え想っていてくれる。
なのに私はと言うと……
もう会うこともない“彼”のことばかり考えていた。
「なぁ、買い出し班、まだ帰ってこないのかぁー?」
「ちょっと遅いよね」
なんて噂をしていると、玄関がガシャンっと音を立てた。
「あっ帰って来たね。私、見てくる」
サッと立ち上がり、小走りに玄関に向かう。
「田島くん、遅いよぉ~」
「ごめん。途中で意外な奴に会っちゃってさ。ほらっ、入れよ」
「こんばんは」
えっ?
とうして“彼”がここに……
前回の飲み会の時に告白され付き合うことになった、田島くんと一緒に参加している。
田島くんは優しい。私のことだけを考え想っていてくれる。
なのに私はと言うと……
もう会うこともない“彼”のことばかり考えていた。
「なぁ、買い出し班、まだ帰ってこないのかぁー?」
「ちょっと遅いよね」
なんて噂をしていると、玄関がガシャンっと音を立てた。
「あっ帰って来たね。私、見てくる」
サッと立ち上がり、小走りに玄関に向かう。
「田島くん、遅いよぉ~」
「ごめん。途中で意外な奴に会っちゃってさ。ほらっ、入れよ」
「こんばんは」
えっ?
とうして“彼”がここに……
< 1 / 3 >